カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

何ものも素面であると言ふ此の世界は、 何ものも赤裸裸にその存Read More赤裸裸に

飢ゑてゐる時ほどに寒寒と身体が冷えつつも、 眼光だけは鋭く、Read More渇仰

何に高揚してゐたといふのか。 人生のどん底にありながら、 思Read More至福

吸ひ込まれるやうに 女の裸体にむしゃぶりつきながらも、 心こRead More十六夜の夜に追ひ込まれて

粘性や摩擦により状態が漸減することで 此の世はまともに機能すRead More漸減

――はっきりと決めてください。 さう言って彼女は不意に別れ話Read More別れ話においての優柔不断

ぎっくり腰か、 此処のところ腰痛に難儀してゐる。 それとも内Read More腰痛

おれがおれであることを”連続”したものとして認識するおれは、Read More連続は維持すべきものなのか

数学が抽象的故に信頼を持ち得ると言ふ誤謬を もう哲学者を名乗Read More誤謬する差異

時間を特別扱ひして、 それが虚時間だとしてもその有り様は一次Read More時間の矢なんぞ嘘っぱちである