カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

さうまでしておれ自身を追ひ詰めるのは誰の為にぞ、と問ふたとこRead More誰の為にぞ

ぐにゃりと奇妙に歪んだ太陽を仰向けで眺めながら、 その柔らかRead More水底で揺るてゐるやうな

眼前に立ち塞がる巨大な巨大な壁を前にして おれはそれが無駄なRead Moreそれでも壁を叩く

――誰でもよかった。 また、自殺願望者が無差別殺戮を理不尽にRead More誰でもよかった

到頭、金が底を尽き、 後、一月の間、飲まず食はずの生活を強ひRead More霞を喰ってでも

仮令、天使を鏖(みなごろし)にしても それが生きる正しい道なRead More生きる

「個性、個性」と叫ばれて喧しいが、 個性なんぞが人間にある筈Read More｢自分らしく｣に潜む欺瞞性

　そのやうに時時刻刻と最新の情報で上書きされる仮想現実と現実Read Moreものの有様　四

　そこで世界を情報化することは、果たして可能なのかといふ疑問Read Moreものの有様　五

　そのやうに依存性がある情報は何処まで行かうが《もの》の偶有Read Moreものの有様　六