雨にも負けて 風にも負けて 国家には何の役にも立たぬ そんなRead More役立たずの愚者でありたい
憧(あくが)れ出たものは
もしや平安期に連れ出されたとでも言ふのか、 吾の思ひは憧れ出Read More憧(あくが)れ出たものは
脳の肉眼
京都大学数理研教授の数学者、望月新一氏の論文 「宇宙際タイヒRead More脳の肉眼
鏖殺(おうさつ)
電脳の登場により、 人間の思考もDigital化してゐるのでRead More鏖殺(おうさつ)
妄想が現実に膠着する日常にて
妄想が現実に膠着する日常にて ウクライナではロシアが侵攻し、Read More妄想が現実に膠着する日常にて
位置を知るとは
石原吉郎に「位置」といふ大変有名な詩があるが、 石原吉郎の位Read More位置を知るとは
雨の晩夏
異様に暑い酷暑の夏が 少しだけ背中を丸め 後退りしたかのやうRead More雨の晩夏
潰滅して行く
或る日を境に 彼女は疲労を訴へるやうになった。 そして、肉体Read More潰滅して行く
揺らめく御灯明に照らされて
和蝋燭の御灯明が 盧舎那仏を薄ぼんやりと闇から浮かび上がらせRead More揺らめく御灯明に照らされて
不安が募る夜を迎へて
野分けが日の本に近づき、上陸するのも時間の問題の中、 不安がRead More不安が募る夜を迎へて