思索・アフォリズム・詩

薄明の中で

夜と朝の間(あはひ)の薄明の中、 死んで…

5年 ago

魔の手

奇妙な皺を刻んだ其の手は、 老人の手のや…

5年 ago

欠伸をせしものは

ぼんやりとしてゐると 何ものかが ――ふ…

5年 ago

赤裸裸に

何ものも素面であると言ふ此の世界は、 何…

5年 ago

渇仰

飢ゑてゐる時ほどに寒寒と身体が冷えつつも…

5年 ago

至福

何に高揚してゐたといふのか。 人生のどん…

5年 ago

十六夜の夜に追ひ込まれて

吸ひ込まれるやうに 女の裸体にむしゃぶり…

5年 ago

別れ話においての優柔不断

――はっきりと決めてください。 さう言っ…

5年 ago

腰痛

ぎっくり腰か、 此処のところ腰痛に難儀し…

5年 ago

漸減

粘性や摩擦により状態が漸減することで 此…

5年 ago