カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

閑さや岩にしみ入る蝉の声と芭蕉が詠んだやうに この灼熱の中でRead More静寂を求めて私はRadioheadを聴く

何かをする気力が湧くことは全くなく 体軀は手枷足枷を付けたやRead Moreどうしやうもない倦怠感の中で

憂鬱に没する私の宿痾においても尚、 どろんと死んだやうな目でRead More物憂げな魂を抱え込んでも尚、前を向く

視覚がものいふ世界の把捉の仕方において 当然、光が尊ばれるのRead More光に希望を見てしまふこの条件反射的な思考法は誤謬である

――ミシリッ、ミシリッ。 と真夜中の古い木造の階段を上ってくRead More忍び寄る跫音

時間といふ事象に再現前する吾を 追ってゐるうちに迷子になってRead More迷子

RADWIMPSのAlbum『アルトコロニーの定理』の LaRead More「このなんとでも言へる世界が嫌だ」と歌ふ人がゐれば

何処ともなく漏れ出た個人情報は 既に一人歩きを始めて 悪意あRead More漏洩

目の前に死がぶら下がったことで、 巷間はざわめきその不安からRead More集団ヒステリーの中でも尚

世界の秘術の如く 数学が、美しい定式として、または定理としてRead More世界を捉へるのには合理から始めてはならぬ