仮に意識の生じるのが Neuronニューロンの発火現象に帰せRead More果たして意識には重さがあるのか
往復を繰り返す渾沌の時間が未来を切り拓くか
固有時の内実を見れば その内部で固有時は絶えず過去と現在の「Read More往復を繰り返す渾沌の時間が未来を切り拓くか
蛻(もぬけ)の空の吾
確かに私は存在するのですが、 その核となる吾は蛻の空で、 何Read More蛻(もぬけ)の空の吾
反復から生じる破調
何事も反復を繰り返してゐる内に綻びが生じ、 更に反復を繰り返Read More反復から生じる破調
非対称の関係の絶対的非力さに思ひなす
所詮、現存在は自然に対して、また、世界に対して 完全なる非対Read More非対称の関係の絶対的非力さに思ひなす
漆黒の闇に溺れて
地の下では悍ましく瘴気を発する黒雲が渦巻き、 更にその下にはRead More漆黒の闇に溺れて
驟雨が降ってきた
薄ぼんやりと考へ事をしてゐたら ざあっと驟雨が降ってきた。 Read More驟雨が降ってきた
消滅
このまま消え入りたいといふならば、消え入ればいいではないか。Read More消滅
酷い眠気の中に残る吾と言ふ意識の矜恃
ふらふらーん、ふらふらーんと、 独楽がもうすぐ倒れるやうに Read More酷い眠気の中に残る吾と言ふ意識の矜恃
中秋の名月に世界は目を開く
仄かに明るい満月の下、 世界はゆっくりと目を開けて、 吾を睨Read More中秋の名月に世界は目を開く