溝川(どぶがは)の底のヘドロから鬱勃と湧き上がるメタンガスのRead More思念の行方
水鏡
微風が戦(そよ)ぎ漣が立つ水面(みなも)に映る真夜中の太虚にRead More水鏡
正座
己の意識に対峙するときは正座するべきだ。 脚の痺れを感じつつRead More正座
たゆたふ
揺れる世界の正弦波にたゆたふおれは、 一体何なのだらうか、 Read Moreたゆたふ
重い足取りでも
ぐしゃりと空に押し潰されるやうにぶっ倒れ、 意識はしつこい睡Read More重い足取りでも
言霊の残る国において
国旗に文字を書くのは多分この極東の島国の人間のみだと思ふ。 Read More言霊の残る国において
アイロニーな存在でありたい
誤謬であることを承知しながらも それを呑み込みながら、 おれRead Moreアイロニーな存在でありたい
意識の居所
緩やかに眠気が襲ふ中、 さて、意識は何処にあるのであらうかとRead More意識の居所
渺渺と
時に意識を失ふことがあるが、 その時の渺渺たる感覚は何処に源Read More渺渺と
行方知らず
おれの心は何処へ行ってしまったのだらうか。 何時の間にか行方Read More行方知らず