カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

破戒でもしたのだらうか。 おれの意識は、 気を抜くと瞼裡に再Read More瞼裡に再現前した表象に喰はれる

何処とも知れずに湧いてきた「魔のもの」たちの祝祭が 漆黒の闇Read More闇の中の祝祭

何故なのだらうか。 ホモ・サピエンスは自身がホモ・サピエンスRead Moreホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ

いざ、彷徨ひける薄闇の中の幽玄なる空虚な世界は、 嫌におれのRead More幽玄といふ空虚

自然は自然において衰滅する。 とはいへ、それは生物が存在できRead More自然は自然において衰滅する

例へば意識といふものを氷山の如きものとして喩へるのは、 完全Read More浮沈

潰滅する自己の辛酸を嘗めたときの哀しみを知ってゐるかい。 そRead More潰滅

正直に生きたければ、滅亡するのが一番だらう。 自他の齟齬に悩Read More滅亡を憧れる

何をも押し流さうとしているかのやうに 今日も土砂降りの雨が降Read More土砂降りの中

何時火傷したのだらうか。 目覚めてみると右手に大きな水ぶくれRead More傷痕