カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

生きてゐるものはそれだけで罪であると 最期に言ひ放ったその言Read More山師

不図気を抜くと私の眼前には 底知れぬ闇逆巻く深淵が現れる。 Read More深淵の底には

デビュー作が余りに凄かったために それから五十年余りたった今Read More過去に縋るか

死んだものは全て自ら死んだことを認識してゐるのだらうか。 中Read More死者へ

目玉がぎろりと蠢き世界を凝視し始めると、 最早、目玉が見てゐRead More目玉

吾が吾の箍たがの禁忌を破って膨脹を求めれば、 予定調和通り吾Read More潰滅、そしてその後

山頭火に「分け入っても分け入っても青い山」と傑作の句があるがRead More分け入っても分け入っても深い闇

齢六十にもなるのだから、 体軀の彼方此方に襤褸ぼ　ろが出てくRead More足を引き摺りながらも

再びテロルが彼方此方で起きる世だから 尚のこと吾は顔を上げてRead More姿勢

前歴史における世界開闢物語 序論   前歴史における神話以前Read More前歴史における世界開闢物語