何たることか。 《吾》を苦しめてゐる《もの》が《存在》それ自Read More何たることか
朝靄に消ゆるは誰が影か
それは地中から際限なく立ち上る湯気のやうに 直ぐに辺りは濃いRead More朝靄に消ゆるは誰が影か
闇に紛れて
この闇に紛れてまんまと逃げ果せたと思ふな。 何故って、闇自体Read More闇に紛れて
撲殺
何も言はずにそいつは撲殺されるがままに死んでいった。 その時Read More撲殺
影を追ふ
土台自身の影を追ったところで、何か摑める筈もなく、 しかし、Read More影を追ふ