何故なのだらうか。 ホモ・サピエンスは自身がホモ・サピエンスRead Moreホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ
自然は自然において衰滅する
自然は自然において衰滅する。 とはいへ、それは生物が存在できRead More自然は自然において衰滅する
幽玄といふ空虚
いざ、彷徨ひける薄闇の中の幽玄なる空虚な世界は、 嫌におれのRead More幽玄といふ空虚
滅亡を憧れる
正直に生きたければ、滅亡するのが一番だらう。 自他の齟齬に悩Read More滅亡を憧れる
潰滅
潰滅する自己の辛酸を嘗めたときの哀しみを知ってゐるかい。 そRead More潰滅
浮沈
例へば意識といふものを氷山の如きものとして喩へるのは、 完全Read More浮沈
果たして時は失せるものなのか
絶えず現在に留め置かれる現存在は、 果たして絶えず現在といふRead More果たして時は失せるものなのか
傷痕
何時火傷したのだらうか。 目覚めてみると右手に大きな水ぶくれRead More傷痕
土砂降りの中
何をも押し流さうとしているかのやうに 今日も土砂降りの雨が降Read More土砂降りの中
ふわっと浮く
余りに草臥れた時、 意識は、己がふわっと浮く感覚を察知する。Read Moreふわっと浮く