おれと言ふことに途轍もない屈辱を感ずるおれは、 もう手遅れにRead More乖離性自己同一障害といふ病
焦燥
何をそんなに急ぐ必要があるのか。 此の焦燥感は何ものも留めるRead More焦燥
ぼんやりとした恐怖
そこはかとなく、心の奥底から湧いてくる幽かな感情は恐怖だったRead Moreぼんやりとした恐怖
土壺に嵌まる
こんなところに土壺が口を開けてゐたなんてちっとも思はなかったRead More土壺に嵌まる
初秋の憂鬱
初秋の風がゆるりと吹くと、 おれはどうしよもなく憂鬱になる。Read More初秋の憂鬱
悲歌
ちっとも哀しくないのに 頬を流れる涙は塩辛くて、 切なさばかRead More悲歌