2020年11月26日 By積 緋露雪自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か 青年の流行病はやりやまひの如き自同律に 今以て膠着する吾は もしかするとその内心の奥底では 「私は高尚なことをしてゐる」 などとふんぞり返った選民思想に毒されてゐないか、 と、思はざるを得ぬこと屡屡である。 自と他の差異を暗黙の了解として繰り広げられる 自同律の涯なき思索は 約めて言へば、何の事はない ――こんなにも嫌ひな自分が好きで好きで仕様がない。 といふことに尽きる。 この矛盾した己に対する感情のAmbivalentアンビヴァレントに 振り回される快感が蜜より甘いのである。 Post Views: 168 共有:FacebookX 関連 Share 自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か on facebookShare 自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か on twitterShare 自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か on pinterest