思索・アフォリズム・詩
不思議なことに自転車に乗ってゐる時など、…
地上を歩いてゐても 吾の周りの時空間がべ…
苦悶の時間が始まりつ。 ぽっかりと心に空…
吾が心はいつも狂瀾怒濤と言っていいだらう…
夏の衰退の間隙を縫ふやうに 目覚め行く秋…
どんなに疲弊してゐようが、 歩きを停めて…
哀しみはもう、埋葬したが、 それでも別離…
既に九月の初旬も超えると言ふのに 酷暑は…
最早水底にゆっくりと落ち行くやうに 断念…
目玉が眼窩からどろりと零れ落ち 地面を転…