思索・アフォリズム・詩

何たることか

何たることか。 《吾》を苦しめてゐる《も…

6年 ago

風撫でる

風は東風であらうが南風であらうが、 顔を…

6年 ago

陽炎

うらうらと立ち上る陽炎は 曖昧であっては…

6年 ago

餓鬼

《吾》の内部に棲む餓鬼は何時も腹をすかし…

6年 ago

惑溺

女との性交に溺れる事に飽きた《吾》は、更…

6年 ago

幽霊談義

ゆらりと《存在》の背から立ち上りし白き影…

6年 ago

邂逅

既に《吾》に邂逅してしまった《吾》ほど哀…

6年 ago

微熱

風邪を引いて微熱がある中、虚ろな目はぼん…

6年 ago

地獄再生

永らくその《存在》に対して万人が白い目で…

6年 ago

泥沼の猜疑心

それは何処までも行っても切りがない猜疑心…

6年 ago