或る日を境に 彼女は疲労を訴へるやうにな…
和蝋燭の御灯明が 盧舎那仏を薄ぼんやりと…
野分けが日の本に近づき、上陸するのも時間…
何をするにも不器用で 今以て私はポンコツ…
満月の今日、独りSionを聴きながら 酒…
闇は闇のままでゐ給へ これ以上光にその身…
日本刀一振りの長さが間合ひとして厳然と残…
地球が自転してゐても 殆ど動かずに一点に…
此の世の光景とは思へぬ荒涼とした風景の中…
夏至が近づいて日脚が長くなり 外部は燃ゆ…