カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

憂鬱に没する私の宿痾においても尚、 どろんと死んだやうな目でRead More物憂げな魂を抱え込んでも尚、前を向く

隙あらば吾を抹殺しやうと 手ぐすね引いて待ってゐる貴殿は 何Read More隙あらば

長患ひの末に お前は最期は眠るやうに静かに息を引き取った。 Read More老犬死す

いつ如何なる時も丸腰であらねばならぬ。 何故って、それがこのRead More丸腰で

Ry Cooderのボトルネック・ギターの音色が 私の心の琴Read Moreボトルネック・ギターに酔はされて

情動に流されるままなのも癪なので 天邪鬼が昂じて敢へて内発すRead More無題

その時、巨大な何かがにたりと嗤ったのだらう。 悪疫が世界に蔓Read More災厄は神の思し召しか

　然し乍ら、倉井大輔の内部に棲む異形の吾どもが奢ってゐるとはRead More小説　祇園精舎の鐘の声　三の篇

何に怯えてゐたといふのか。 夜明け前の薄明の中、 独りぽつねRead More薄明の中に見えたものは

吾なるものの境を見失ってからといふもの 私が私と呼ぶものは Read More呻吟するは吾なるか