積 緋露雪

アハイニア 二

第二章(d)   1.しかし、…

1年 ago

位置を知るとは

石原吉郎に「位置」といふ大変有名な詩があ…

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雨の晩夏

異様に暑い酷暑の夏が 少しだけ背中を丸め…

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潰滅して行く

或る日を境に 彼女は疲労を訴へるやうにな…

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揺らめく御灯明に照らされて

和蝋燭の御灯明が 盧舎那仏を薄ぼんやりと…

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不安が募る夜を迎へて

野分けが日の本に近づき、上陸するのも時間…

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ポンコツ悲歌

何をするにも不器用で 今以て私はポンコツ…

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ただ月満ちて

満月の今日、独りSionを聴きながら 酒…

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