何時の頃か知らぬが 哲学といへば分析哲学のことと同義語になっRead More分析哲学全盛の中でも尚
遁走
逃げるが勝ちではありませんが、 現状から逃げるのは致し方ないRead More遁走
足を掬はれる
何度足を掬はれれば解るのだらう。 狡猾極まりない吾は隙あらばRead More足を掬はれる
イナンナ
それはシュメール神話における金星を意味し、 愛と美、戦ひ、豊Read Moreイナンナ
愛する人へ
こんな世だから尚一層あなたが愛おしい。 お互ひに会へない時間Read More愛する人へ
覆水盆に返らず
いくら嘆いたところで、 質量を持ったものが光速に限りなく近いRead More覆水盆に返らず
溢れ出す死
死の中を彷徨ひ歩くのに似て、 これまで強制的に封じ込めてきたRead More溢れ出す死
薄明の中に見えたものは
何に怯えてゐたといふのか。 夜明け前の薄明の中、 独りぽつねRead More薄明の中に見えたものは
呻吟するは吾なるか
吾なるものの境を見失ってからといふもの 私が私と呼ぶものは Read More呻吟するは吾なるか
自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か
青年の流行病はやりやまひの如き自同律に 今以て膠着する吾は Read More自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か