カテゴリー: 思索・アフォリズム・詩

ちっとも哀しくないのに 頬を流れる涙は塩辛くて、 切なさばかRead More悲歌

初秋の風がゆるりと吹くと、 おれはどうしよもなく憂鬱になる。Read More初秋の憂鬱

こんなところに土壺が口を開けてゐたなんてちっとも思はなかったRead More土壺に嵌まる

そこはかとなく、心の奥底から湧いてくる幽かな感情は恐怖だったRead Moreぼんやりとした恐怖

何をそんなに急ぐ必要があるのか。 此の焦燥感は何ものも留めるRead More焦燥

おれと言ふことに途轍もない屈辱を感ずるおれは、 もう手遅れにRead More乖離性自己同一障害といふ病

何だかな、 今日はとっても草臥れた。 何にも考へたくもないのRead More今日は草臥れた

破戒でもしたのだらうか。 おれの意識は、 気を抜くと瞼裡に再Read More瞼裡に再現前した表象に喰はれる

何処とも知れずに湧いてきた「魔のもの」たちの祝祭が 漆黒の闇Read More闇の中の祝祭

何故なのだらうか。 ホモ・サピエンスは自身がホモ・サピエンスRead Moreホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ