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綴織

最高の綴織に出合った感動は

豈ほへと。

遠い御空を翔り行く

吾の思ひも

豈ほへと。

綴織とは

吾をして

何処へともしれぬ

虚空へと連れ去り、

意味が転倒してしまった言葉の群れが

錦鯉の群れの如くに

鮮烈鮮明に群れ集ひ、

さうして存在を飾り倒して

華美なる夢を纏ふ錦鯉が

綴織として織られて

それは至高の時を連れて

再び此の世に存在の意味を知らしめる

それが綴織。

嗚呼、豈へと。

最早、意味などいらぬのだ。

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