積 緋露雪

潰滅して行く

或る日を境に 彼女は疲労を訴へるやうにな…

1年 ago

揺らめく御灯明に照らされて

和蝋燭の御灯明が 盧舎那仏を薄ぼんやりと…

1年 ago

不安が募る夜を迎へて

野分けが日の本に近づき、上陸するのも時間…

1年 ago

ポンコツ悲歌

何をするにも不器用で 今以て私はポンコツ…

1年 ago

ただ月満ちて

満月の今日、独りSionを聴きながら 酒…

1年 ago

ヘンリー六世 第一部 第二場 四

シャルル 待て、剣を留めよ! 汝はアマゾ…

1年 ago

闇は闇のままで

闇は闇のままでゐ給へ これ以上光にその身…

2年 ago

間合ひ

日本刀一振りの長さが間合ひとして厳然と残…

2年 ago