思索・アフォリズム・詩

続・考へる《水》

考へる《水》 五 ‐ 『円柱、また、塔』…

2年 ago

対峙

今日も夜は明けまする。 しかし、私の夜は…

2年 ago

腹を据ゑて死を受容す

身内が余命宣告を受けようが、 私は腹を据…

2年 ago

壊れ行く日常の中で吾は座して死を待つのみか

数多の殺戮が日常の中に巣くふ中で、 それ…

2年 ago

病床にて思ふことは

病にて目に見えて体が弱りくれば 死がちら…

2年 ago

散る命を屁とも思はぬ非人の亡霊が今の世に跋扈するとは

これほどの存在に対する侮辱があらうか。 …

2年 ago

消ゆるのは吾のみや

宵の明星が皓皓と輝き 日没後の深き橙色の…

2年 ago

宇宙顚覆への果てしなき執念が燃え立つ

もとは単なる自己愛から発したとはいへ 此…

3年 ago

移ろひ行くことの悲哀

あと何度の春夏秋冬を生きられるのでせう。…

3年 ago

前歴史における世界開闢物語 六

初め、巨大化に巨大化を重ねし大渦は ぱっ…

3年 ago