思索・アフォリズム・詩

曖昧な

濃い霧の中にでも放り込まれたやうに 私は…

6年 ago

睡魔に溺れる

夢魔に睨まれたのか、 どうしてもこの睡魔…

6年 ago

剔抉してみたが

興味本位で《吾》を剔抉してみたが、 抉り…

6年 ago

渇仰する

何をそんなに渇仰する必要があると言ふのか…

6年 ago

実念論

――ほら、其処にも念が彷徨ってゐる。 さ…

6年 ago

独断的存在論私論

もしかしたならば高村光太郎の言葉だったか…

6年 ago

くさめをしてみたが

――ハクション と、くさめをしてみたが、…

6年 ago

擬態する神

何てことはない。 神と呼ばれてゐたものは…

6年 ago

端座する

俺の振る舞ひに決定的に欠けてゐる礼儀は …

6年 ago

思弁的超越論私論

気配すらをも潜めし《それ》は、 自らの意…

6年 ago