思索・アフォリズム・詩

冬将軍襲来

斃れたものの上に 冷たくも美しい雪を降り…

12か月 ago

存在することの気怠さ

唯、存在するだけで 途轍もなく気怠いこの…

1年 ago

自在なる時間

時間にはとても私的だが、 滾滾こんこんと…

1年 ago

満月の夜には

満月の夜には 死と出産が いつもよりも多…

1年 ago

ワーグナーの楽劇と共に

今年の歳末の一週間の夜は NHK FMで…

1年 ago

膝を病んだシシュポス

地獄に堕ちたことで永遠の命を与へられたが…

1年 ago

際にて

いつもだと軽軽と奈落に落ちる吾なれど 今…

1年 ago

小春日和

柔らかな陽射しが 宙返りをして 彼方此方…

1年 ago

瘦せ我慢

米だけはあるのだが、 それ以外に食料はな…

1年 ago

武士は食はねど高楊枝

ドストエフスキイが『カラマーゾフの兄弟』…

1年 ago