投稿者: 積　緋露雪

闇を纏ひし吾   集ふは吾を喰らふ闇を纏ひし吾のみRead More闇を纏ひし吾

思念の彼方には   頭蓋内の闇を弄って 攪拌するとRead More思念の彼方には

恋文のやうに   何故にそれに惹かれてしまったのかRead More恋文のやうに

水鏡に満月が宿り、 しずやかな川面を見ると 凪の時を迎へてゐRead More幻夢

不意に労働とは何なのかといふAporiaが 頭蓋内に湧いて Read More人は麵麭(ぱん)のみに生くるに非ず

最高の綴織に出合った感動は 豈ほへと。 遠い御空を翔り行く Read More綴織

己の居場所は絶えず見失ひがちで、 また、己の居場所を見失ふかRead More居場所を見失ひ

不思議なことに自転車に乗ってゐる時など、 心に反して己に向かRead More死引力

地上を歩いてゐても 吾の周りの時空間がべとりと纏はり付くやうRead Moreまるで水の中を潜行してゐるやう

苦悶の時間が始まりつ。 ぽっかりと心に空いた陥穽に 毎度の繰Read Moreぽっかりと