思索・アフォリズム・詩

たゆたふ

揺れる世界の正弦波にたゆたふおれは、 一…

6年 ago

重い足取りでも

ぐしゃりと空に押し潰されるやうにぶっ倒れ…

6年 ago

言霊の残る国において

国旗に文字を書くのは多分この極東の島国の…

6年 ago

アイロニーな存在でありたい

誤謬であることを承知しながらも それを呑…

6年 ago

意識の居所

緩やかに眠気が襲ふ中、 さて、意識は何処…

6年 ago

渺渺と

時に意識を失ふことがあるが、 その時の渺…

6年 ago

行方知らず

おれの心は何処へ行ってしまったのだらうか…

6年 ago

薄明の中で

夜と朝の間(あはひ)の薄明の中、 死んで…

6年 ago

赤裸裸に

何ものも素面であると言ふ此の世界は、 何…

6年 ago

魔の手

奇妙な皺を刻んだ其の手は、 老人の手のや…

6年 ago