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第五詩集「パンデミックの後に」
前歴史における世界開闢物語
永劫から引き裂かれ
暗鬱を抱へてしまったので真っ暗闇に逃げ込むと
私的夜想
分析哲学全盛の中でも尚
遁走
足を掬はれる
あなた
愛する人へ
覆水盆に返らず
溢れ出す死
災厄は神の思し召しか
天邪鬼
ボトルネック・ギターに酔はされて
丸腰で
老犬死す
隙あらば
物憂げな魂を抱え込んでも尚、前を向く
どうしようもない倦怠感の中で
静寂を求めて私はRadioheadを聴く
自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か
黙考のしじま
宮崎駿監督最新作「君たちはどう生きるか」の私的な論考
夢幻空花
処女作『夢幻空花なる思索の螺旋階段』
詩集
第一詩集「潰滅」
天国と地獄の婚姻
第二詩集「深淵を見下ろす」
第三詩集「夢は特異点の存在を暗示する」
別れ話においての優柔不断
小説
審問官 Ⅰ
嗤ふ吾
蟻地獄~積 緋露雪作品集 Ⅰ
Blog
透明な存在
武満徹にはなれなかった男、またはなりたくなかった男、その名は坂本龍一。
妄想する日常 一
生成AIの生成物に自発的な遊びが現れる日は来るのだらうか
あるひろゆきのエピゴーネンとのやり取りの顚末
俳句集
北の山
未来詰む
心をば
浄土の門
春雷の
武骨な
独りにて
闇持ちて
記憶飛び
そこだけが
雲影や
桜散り
桜持つ
春一番
春の闇
和歌集
『ひりつく』で済ますかあいみょんを
ツェッペリン大音量で暑気払ひ
春の闇烟草吹かして更に闇
初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓
行く手には闇ばかりが擴がりぞ
JAGATARAの屈折した曲に沈溺す
闇ばかり何処を見ても闇ばかり
闇深く分け入る毎に
櫻花放つ妖氣は何故か
美しきその横顔が艶やかに
吾を追ふほど
寂寞な闇に囲まれ渺渺と
第四詩集「パンデミックの中で」
呻吟するは吾なるか
薄明の中に見えたものは
光に希望を見てしまふこの条件反射的な思考法は誤謬である
忍び寄る跫音
迷子
「このなんとでも言へる世界が嫌だ」と歌ふ人がゐれば
漏洩
集団ヒステリーの中でも尚
世界を捉へるには合理から始めねばならぬ
物憂げな魂と五蘊場
アナクシマンドロス
沈降する意識は何を夢見る
老犬
視界零
大鎌を死神が振り回す中で
惜別
彼女の国の神への
深呼吸をしてから
無事を祈る
やるせなく
五蘊場(ごうんじゃう)
夢精
光速を超えたか、念速は
思考が吾を追ひ越す時
大丈夫だよ
ゆらりと揺れ動いたものを捕まへたくて
恬然と
凝固する表象はダリの絵の如くにあり
この期に及んでは祈りあるのみ
傀儡(くぐつ)
神秘に惑はされて
ぽつねんと夜通し灯りが灯る一室では
抱擁
雨音の中で
ドン・キホーテに続け
不穏
鐘の音
斬り込むは闇の中で
自己超越する吾は果たして吾なるや
横たはる魂
内向性ソクラテス症候群
思考相転移論私論
悪夢に魘(うな)されながらも尚
追ってゐたのが幽霊だったとしても
寄る年波
肯ふは歪んでゐる世界なのだ
往復を繰り返す渾沌の時間が未来を切り拓くか
第三詩集「夢は特異点の存在を暗示する」
果たして意識には重さがあるのか
たじろぎて
がらんどうをどうする事も出来なくて
蛻(もぬけ)の空の吾
反復から生じる破調
非対称の関係の絶対的非力さに思ひなす
漆黒の闇に溺れて
驟雨が降ってきた
酷い眠気の中に残る吾と言ふ意識の矜恃
中秋の名月に世界は目を開く
野分けが直撃してゐたその時に
つくつく法師の鳴く夜明け前に私は独り苦悶する
夢が特異点の存在を暗示する
絶望と言ふ名の甘え
夏に思ふ
暑い夏の日
吾が不信に潜むどす黒いものよ
痛む
盆
私は太宰治も三島由紀夫も大嫌ひだ
残酷で芸術的な殺戮は人間の特徴なのか
折れた葦
非在の行進
無意識は非合理ではなく別の合理である
思ひ出の中にしかゐないものが恋しくて
落ちる落ちる何処へと落ちるのか
断念といふ狂気
瓦解
脈絡もなく鬱勃と湧く言葉群の緩やかな繋がり
不快にして
刻印
物憂げな日も喰らふ
風に靡く柳の枝のやうに
逆巻く憤怒
常在、灼熱地獄
開眼(かいがん)
退隠
あの日のやうに
孤独を嗜む
衰滅する時の断末魔の醜悪さは
ゆるして
誰の為にぞ
誰でもよかった
それでも壁を叩く
水底で揺れてゐるやうな
「自分らしく」に潜む欺瞞性
生きる
霞を喰ってでも
第二詩集「深淵を見下ろす」
ふらつきながらも
異形
異物を吐き出すやうに
棄てられる
春眠暁を覚えず
封印
朦朧
世界に脱臼する
行進する
偽装
すれ違ひ
惚れる
幽玄なる重み
或る冬の日に
焦燥する魂
死へ傾く
趨暗性
欠伸する影法師
没落の果てに
独断的なる五蘊場試論 その二
畸形
何となく
深淵を見下ろす
脱力してしまった
忘却
闇の中の影踏み
破綻してゐる夢神話
曙光
がらんどうの胸奥は
位置
独断的なる五蘊場試論 その一
ゆっくりと
潰滅するものたち
水鏡
思念の行方
屈辱であればこそ
重い足取りでも
たゆたふ
正座
薄明の中で 二
行方知れず
渺渺と
意識の居所
Irony(アイロニー)な存在でありたい
言霊の残る国において
赤裸裸に
欠伸をせしものは
魔の手
十六夜に追ひ込まれて
至福
渇仰
腰痛
漸減
時間の矢なんぞ嘘っぱちである
哲学における数学的な言説は誤謬なるか
連続は維持すべきものなのか
乖離性自我同一障害といふ病
ぼんやりとした恐怖
焦燥
第一詩集「潰滅」
土壺に嵌まる
初秋の憂鬱
悲歌
闇の中の祝祭
瞼裡に再現前した表象に喰はれる
今日は草臥れた
ホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ
幽玄といふ空虚
滅亡に憧れる
潰滅
浮沈
果たして時は失せるものなのか
傷痕
土砂降りの中
ふわっと浮く
熱風の中で
籠もる人
棚引く雲
己が哀れむのを誰ぞ知るや
譫妄の中で
Ivan Linsを聴いてゐたその時に大量殺戮は起きてゐた
戦(おのの)くのは誰か
憧憬
もういいかい
蒼穹
頭の髄が痛む
寂しいと言ったところで
ライブ殺人といふ広告
逃げ水
微睡みに誰が現はれるのか
溢れ出す死
誘惑
魔が差す
対座
目玉模様
脱臼する言葉
漆黒の闇
遠吠え
死を前にして
朝
人工知能について
軛
紊乱
貧民どもへの哀歌
断念
寄生虫
独断的存在論私論 二
矛盾は豊潤
哀しき光線
潰滅
後ろ向きで
病
私は函数ではない
無意識といふ麻薬
睡魔に溺れる
曖昧な
立ち姿
がらんどう
剔抉(てっけつ)してみたが
独断的存在論私論
実念論
渇仰する
思弁的超越論私論
端座する
擬態する神
くさめをしてみたが
存在が揺らめいた
音楽快楽主義者
盈虚
弥次郎兵衛
哀歌 二
妖精
アストル・ピアソラを聴きながら
焼尽
月下の彷徨
虚妄の迷宮
眩暈
ギリシャ悲劇のやうには
泥濘に嵌まるやうにして
悔し涙
猫のやうな空
波紋のやうに
何思ふ
焦燥する魂
憂愁に惹かれて
薄明の幻影
暗中の祝祭
疲弊の先にあるものは
そいつは立ち上がりし
夢魔が誘ふ睡魔の中に
もんどり打って
揺らめく幻視の中で
陰翳
深い陥穽に墜ちたとは
憂愁の中で私は
軛を付けた私は
微睡みから目覚めしそれは
悲哀
軋轢
神影
不図気付くと
反復
顫動(せんどう)
水面(みなも)
天籟(てんらい)
かそけき世界
仄かなるもの
頭痛に溺れる
五蘊場に棲む者どもよ
死の爆風
晒し首
徐に
邂逅
触感
油膜のやうに
惚けてしまった哀しみの
哀しいと言った奴が
薄明の中の闇
撲殺 二
揺れちゃった
嗤ふ死神
抽象的な無限
進退谷まれり
卒倒
口惜しきは
流れる雲に
何気なく
寂寞
何たることか
朝靄に消ゆるは誰が影か
闇に紛れて
撲殺
影を追ふ
陽炎
餓鬼
微熱
邂逅
幽霊談義
惑溺
泥沼の猜疑心
地獄再生
森羅万象の苦
頭を擡げし《もの》
かの者
疲弊
∞次元の時間
紫煙に見(まみ)える
哀歌
無限を喰らふが
たまゆらの永劫
《世界》を握り潰す
犇めく《もの》
薄明の中で
微睡
人非人
未来永劫の《吾》
それ、苦しめ
そして《吾》は堕落する
《生者》と《死者》が交はる処
宇宙開闢以前の《世界》は《存在》する
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夢幻空花なる思索の螺旋階段
宮崎駿監督最新作「君たちはどう生きるか」の私的な論考
第四詩集「パンでミックの中で」
夢幻空花
審問官 Ⅰ
蟻地獄~積 緋露雪作品集 Ⅰ
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第五詩集「パンデミックの後に」
前歴史における世界開闢物語
永劫から引き裂かれ
暗鬱を抱へてしまったので真っ暗闇に逃げ込むと
私的夜想
分析哲学全盛の中でも尚
遁走
足を掬はれる
あなた
愛する人へ
覆水盆に返らず
溢れ出す死
災厄は神の思し召しか
天邪鬼
ボトルネック・ギターに酔はされて
丸腰で
老犬死す
隙あらば
物憂げな魂を抱え込んでも尚、前を向く
どうしようもない倦怠感の中で
静寂を求めて私はRadioheadを聴く
自同律にかまけてゐられるのは選民思想の色濃い反映か
黙考のしじま
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夢幻空花
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天国と地獄の婚姻
第二詩集「深淵を見下ろす」
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別れ話においての優柔不断
小説
審問官 Ⅰ
嗤ふ吾
蟻地獄~積 緋露雪作品集 Ⅰ
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武満徹にはなれなかった男、またはなりたくなかった男、その名は坂本龍一。
妄想する日常 一
生成AIの生成物に自発的な遊びが現れる日は来るのだらうか
あるひろゆきのエピゴーネンとのやり取りの顚末
俳句集
北の山
未来詰む
心をば
浄土の門
春雷の
武骨な
独りにて
闇持ちて
記憶飛び
そこだけが
雲影や
桜散り
桜持つ
春一番
春の闇
和歌集
『ひりつく』で済ますかあいみょんを
ツェッペリン大音量で暑気払ひ
春の闇烟草吹かして更に闇
初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓
行く手には闇ばかりが擴がりぞ
JAGATARAの屈折した曲に沈溺す
闇ばかり何処を見ても闇ばかり
闇深く分け入る毎に
櫻花放つ妖氣は何故か
美しきその横顔が艶やかに
吾を追ふほど
寂寞な闇に囲まれ渺渺と
第四詩集「パンデミックの中で」
呻吟するは吾なるか
薄明の中に見えたものは
光に希望を見てしまふこの条件反射的な思考法は誤謬である
忍び寄る跫音
迷子
「このなんとでも言へる世界が嫌だ」と歌ふ人がゐれば
漏洩
集団ヒステリーの中でも尚
世界を捉へるには合理から始めねばならぬ
物憂げな魂と五蘊場
アナクシマンドロス
沈降する意識は何を夢見る
老犬
視界零
大鎌を死神が振り回す中で
惜別
彼女の国の神への
深呼吸をしてから
無事を祈る
やるせなく
五蘊場(ごうんじゃう)
夢精
光速を超えたか、念速は
思考が吾を追ひ越す時
大丈夫だよ
ゆらりと揺れ動いたものを捕まへたくて
恬然と
凝固する表象はダリの絵の如くにあり
この期に及んでは祈りあるのみ
傀儡(くぐつ)
神秘に惑はされて
ぽつねんと夜通し灯りが灯る一室では
抱擁
雨音の中で
ドン・キホーテに続け
不穏
鐘の音
斬り込むは闇の中で
自己超越する吾は果たして吾なるや
横たはる魂
内向性ソクラテス症候群
思考相転移論私論
悪夢に魘(うな)されながらも尚
追ってゐたのが幽霊だったとしても
寄る年波
肯ふは歪んでゐる世界なのだ
往復を繰り返す渾沌の時間が未来を切り拓くか
第三詩集「夢は特異点の存在を暗示する」
果たして意識には重さがあるのか
たじろぎて
がらんどうをどうする事も出来なくて
蛻(もぬけ)の空の吾
反復から生じる破調
非対称の関係の絶対的非力さに思ひなす
漆黒の闇に溺れて
驟雨が降ってきた
酷い眠気の中に残る吾と言ふ意識の矜恃
中秋の名月に世界は目を開く
野分けが直撃してゐたその時に
つくつく法師の鳴く夜明け前に私は独り苦悶する
夢が特異点の存在を暗示する
絶望と言ふ名の甘え
夏に思ふ
暑い夏の日
吾が不信に潜むどす黒いものよ
痛む
盆
私は太宰治も三島由紀夫も大嫌ひだ
残酷で芸術的な殺戮は人間の特徴なのか
折れた葦
非在の行進
無意識は非合理ではなく別の合理である
思ひ出の中にしかゐないものが恋しくて
落ちる落ちる何処へと落ちるのか
断念といふ狂気
瓦解
脈絡もなく鬱勃と湧く言葉群の緩やかな繋がり
不快にして
刻印
物憂げな日も喰らふ
風に靡く柳の枝のやうに
逆巻く憤怒
常在、灼熱地獄
開眼(かいがん)
退隠
あの日のやうに
孤独を嗜む
衰滅する時の断末魔の醜悪さは
ゆるして
誰の為にぞ
誰でもよかった
それでも壁を叩く
水底で揺れてゐるやうな
「自分らしく」に潜む欺瞞性
生きる
霞を喰ってでも
第二詩集「深淵を見下ろす」
ふらつきながらも
異形
異物を吐き出すやうに
棄てられる
春眠暁を覚えず
封印
朦朧
世界に脱臼する
行進する
偽装
すれ違ひ
惚れる
幽玄なる重み
或る冬の日に
焦燥する魂
死へ傾く
趨暗性
欠伸する影法師
没落の果てに
独断的なる五蘊場試論 その二
畸形
何となく
深淵を見下ろす
脱力してしまった
忘却
闇の中の影踏み
破綻してゐる夢神話
曙光
がらんどうの胸奥は
位置
独断的なる五蘊場試論 その一
ゆっくりと
潰滅するものたち
水鏡
思念の行方
屈辱であればこそ
重い足取りでも
たゆたふ
正座
薄明の中で 二
行方知れず
渺渺と
意識の居所
Irony(アイロニー)な存在でありたい
言霊の残る国において
赤裸裸に
欠伸をせしものは
魔の手
十六夜に追ひ込まれて
至福
渇仰
腰痛
漸減
時間の矢なんぞ嘘っぱちである
哲学における数学的な言説は誤謬なるか
連続は維持すべきものなのか
乖離性自我同一障害といふ病
ぼんやりとした恐怖
焦燥
第一詩集「潰滅」
土壺に嵌まる
初秋の憂鬱
悲歌
闇の中の祝祭
瞼裡に再現前した表象に喰はれる
今日は草臥れた
ホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ
幽玄といふ空虚
滅亡に憧れる
潰滅
浮沈
果たして時は失せるものなのか
傷痕
土砂降りの中
ふわっと浮く
熱風の中で
籠もる人
棚引く雲
己が哀れむのを誰ぞ知るや
譫妄の中で
Ivan Linsを聴いてゐたその時に大量殺戮は起きてゐた
戦(おのの)くのは誰か
憧憬
もういいかい
蒼穹
頭の髄が痛む
寂しいと言ったところで
ライブ殺人といふ広告
逃げ水
微睡みに誰が現はれるのか
溢れ出す死
誘惑
魔が差す
対座
目玉模様
脱臼する言葉
漆黒の闇
遠吠え
死を前にして
朝
人工知能について
軛
紊乱
貧民どもへの哀歌
断念
寄生虫
独断的存在論私論 二
矛盾は豊潤
哀しき光線
潰滅
後ろ向きで
病
私は函数ではない
無意識といふ麻薬
睡魔に溺れる
曖昧な
立ち姿
がらんどう
剔抉(てっけつ)してみたが
独断的存在論私論
実念論
渇仰する
思弁的超越論私論
端座する
擬態する神
くさめをしてみたが
存在が揺らめいた
音楽快楽主義者
盈虚
弥次郎兵衛
哀歌 二
妖精
アストル・ピアソラを聴きながら
焼尽
月下の彷徨
虚妄の迷宮
眩暈
ギリシャ悲劇のやうには
泥濘に嵌まるやうにして
悔し涙
猫のやうな空
波紋のやうに
何思ふ
焦燥する魂
憂愁に惹かれて
薄明の幻影
暗中の祝祭
疲弊の先にあるものは
そいつは立ち上がりし
夢魔が誘ふ睡魔の中に
もんどり打って
揺らめく幻視の中で
陰翳
深い陥穽に墜ちたとは
憂愁の中で私は
軛を付けた私は
微睡みから目覚めしそれは
悲哀
軋轢
神影
不図気付くと
反復
顫動(せんどう)
水面(みなも)
天籟(てんらい)
かそけき世界
仄かなるもの
頭痛に溺れる
五蘊場に棲む者どもよ
死の爆風
晒し首
徐に
邂逅
触感
油膜のやうに
惚けてしまった哀しみの
哀しいと言った奴が
薄明の中の闇
撲殺 二
揺れちゃった
嗤ふ死神
抽象的な無限
進退谷まれり
卒倒
口惜しきは
流れる雲に
何気なく
寂寞
何たることか
朝靄に消ゆるは誰が影か
闇に紛れて
撲殺
影を追ふ
陽炎
餓鬼
微熱
邂逅
幽霊談義
惑溺
泥沼の猜疑心
地獄再生
森羅万象の苦
頭を擡げし《もの》
かの者
疲弊
∞次元の時間
紫煙に見(まみ)える
哀歌
無限を喰らふが
たまゆらの永劫
《世界》を握り潰す
犇めく《もの》
薄明の中で
微睡
人非人
未来永劫の《吾》
それ、苦しめ
そして《吾》は堕落する
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