言霊の残る国において
2026年6月18日
言霊の残る国において 国旗に文字を書くのは多分この極東の島国の人間には殊更に多いと思ふ。 他国では国旗に文字をびっしりと書くなんて稀なことに違ひない。 或ひはこれは私の不見識故のことなのかもしれぬが、 唯、この国の人人が […]
別れ話においての優柔不断
2026年6月8日
別れ話においての優柔不断 ――はっきりと決めてください。 さう言って彼女は不意に別れ話を切り出した。 その刹那、おれは何にも決められぬ己の優柔不断に腹を立てながらも、 既に、彼女との別れを […]
時間の矢なんぞ嘘っぱちである
2026年6月7日
時間の矢なんぞ嘘っぱちである 時間を特別扱ひして、 それが虚時間だとしてもその有り様は一次元に収めてしまってゐるので、 其処から時間は”時間の矢”として表象されるのである。 それゆゑに時間の差分により時間は数値化される。 […]
哲学における数学的な言説は誤謬なるか
2026年6月5日
哲学における数学的な言説は誤謬なるか 数学が抽象的故に信頼を持ち得ると言ふ誤謬を もう哲学者を名乗る以上は気が付かなければならぬ。 何でも数学に還元する悪癖は、 哲学者によく見られる誤謬の一つなのだが、 抽 […]
連続は維持すべきものなのか
2026年6月5日
連続は維持すべきものなのか おれであることを”連続”したものとして認識するおれは、 決定的に何かが欠落してゐると思へ。 それが此の世に対するおれの最高のもてなしなのだ。 おれが連続してゐるなんぞまやかしに過 […]

