にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村 ポエムブログ 今日書いた詩・歌へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
人気ブログランキング

Tag: 抽象的な無限

抽象的な無限

抽象的な無限   それは俺の手には余りあるものと言はねばならぬ。 しかし、闇が此の世に存在する限り そいつは俺を其処へと誘ふのだ。 そいつの名は無限と言ふのだが、 それは俺にとって余りに抽象的なものなのであった。   無限級数をぢっと眺めてゐても何にも解からぬが、 然しながら、其処には俺の与り知らぬ先達たちの知の痕跡が残されてゐて、 或る無限級数は収束する。   ところが、それがさっぱり解からぬのだが、 しかし、俺の拙い論理を当て嵌めてみると、 何の事はない、俺には未だに無限が抽象的な、 否、形而上的な何ものかと 錯覚したいだけなのだ。   無限を前にすると、俺は顔が引き攣って 胸奥で快哉の声を挙げずにはゐられぬ。 成程、俺にとって無限は或る憧憬の一種であった。 俺の内なる声を聞けば 無限に呑み込まれたく浮世を這ひずり回ってゐるのだ。   或ひはさうなのかもしれぬが、 無限に憧憬を抱いてしまふ俺は、 今も尚、赤子の如く浮世に投げ出され、 さうして母親の乳房をぢっと待ってゐるだけなのかもしれぬ。   無限とは腹が減るものなのである。Read More抽象的な無限

error: Content is protected !!
Join Waitlist We will inform you when the product arrives in stock. Please leave your valid email address below.
0
    0
    Your Cart
    Your cart is emptyReturn to Shop