初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓
初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓生き延びたるや天仰ぎ見る 潰滅す吾は廢人爲り果せ救ひは埴谷の死靈とドストエフスキイ 吾である吾當て嵌めるその箍の禁忌破りて吾狂乱す 氣紛れに弄ばれつ…
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初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓生き延びたるや天仰ぎ見る 潰滅す吾は廢人爲り果せ救ひは埴谷の死靈とドストエフスキイ 吾である吾當て嵌めるその箍の禁忌破りて吾狂乱す 氣紛れに弄ばれつ…
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行く手には闇ばかりが擴がりぞ吾意を決して闇に飛び込む 追ひにしは吾のみぞ逃げ行くは終ぞ成れぬはその吾なりや 吾求め暗中彷徨ひ至るのは更に濃い闇にひひと嗤ふ 苦悶のみ己蝕み自滅する…
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JAGATARAの屈折した曲に沈溺す何處までも何處までも吾が消ゆるまで Chaosなる世界にをる吾底へ底へと度を深め行く 夜も更けて衝迫のPurple Hazeとともに七轉八倒苦悶する吾が心 …
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櫻花放つ妖氣は何故か武骨な幹が枯死を匂はす 暗中に闇を支へて起つ櫻アトラス神に見えて時は止まりし 死の影が忍びつるとて櫻樹は幹腐りても花絢爛と 春宵の冥き道行き何處までも只管に行…
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闇ばかり何処を見ても闇ばかり何時もの事と彷徨ひ歩く あてどなく歩く幸せ幾ばくか踏み迷ひてそれいとをかし 豹変すそんな力が残りしか疑心暗鬼が生む愛憎の涯 残り香に再び火照る吾が情動…
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寂寞な闇に囲まれ渺渺と屹立するは彼我の影法師 落下する意識横目に魂魄は昇るつもりが地に自縄自縛 気紛れに弄ばれつ吾が生は波に消えゆる泡沫なれば たまゆらに現はれしものぶん殴りさう…
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美しきその横顔が艶やかに匂ひ立つ時われ君を抱く 掴むにも掴めぬ月浮く水鏡其処に棲まふは吾が心なりしか 春一番内なるものが蠕動すそれに喰はれて闇に溺れる 暖かき早春の午後懊悩す陽に…
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