初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓
初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓生き延びたるや天仰ぎ見る 潰滅す吾は廢人爲り果せ救ひは埴谷の死靈とドストエフスキイ 吾である吾當て嵌めるその箍の禁忌破りて吾狂乱す 氣紛れに弄ばれつ…
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初夏といへ朝晩冷えるまだ春殘滓生き延びたるや天仰ぎ見る 潰滅す吾は廢人爲り果せ救ひは埴谷の死靈とドストエフスキイ 吾である吾當て嵌めるその箍の禁忌破りて吾狂乱す 氣紛れに弄ばれつ…
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行く手には闇ばかりが擴がりぞ吾意を決して闇に飛び込む 追ひにしは吾のみぞ逃げ行くは終ぞ成れぬはその吾なりや 吾求め暗中彷徨ひ至るのは更に濃い闇にひひと嗤ふ 苦悶のみ己蝕み自滅する…
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JAGATARAの屈折した曲に沈溺す何處までも何處までも吾が消ゆるまで Chaosなる世界にをる吾底へ底へと度を深め行く 夜も更けて衝迫のPurple Hazeとともに七轉八倒苦悶する吾が心 …
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ギリシャ悲劇のやうには ギリシャ悲劇の登場人物のやうに 個人の意思ではどうあっても抗へぬ 「運命」、若しくは「宿命」に対して、 将に筋書き通りに生きてしまふ哀しさは、 それ故に悲劇と呼ばれるのであるが、 そ…
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櫻花放つ妖氣は何故か武骨な幹が枯死を匂はす 暗中に闇を支へて起つ櫻アトラス神に見えて時は止まりし 死の影が忍びつるとて櫻樹は幹腐りても花絢爛と 春宵の冥き道行き何處までも只管に行…
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五蘊場に棲む者どもよ 頭蓋内の闇を「五蘊場」と名付けた俺は、 其処に棲む「異形の吾」どもに対して破れかぶれの戦ひを挑んで暫くするが、 それは敗退に敗退を重ね、 俺はもう五蘊場から追ひ出される寸前だ。 &nb…
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